怪談とは

怪談とは

皿屋敷(さらやしき)とは、お菊という女性の亡霊が皿を数える、単一ではない複数の怪談話の総称です。

兵庫県姫路市が舞台の「播州皿屋敷」、江戸番町が舞台の「番町皿屋敷」が広く知られています。
これ以外の地方にも、日本全国、北は岩手県滝沢村・江刺市、南は鹿児島県南さつま市まで、日本各地において類似の話が残っています。

江戸時代にはこれらの話が浄瑠璃・歌舞伎の題材とされました。

江戸時代に書かれた皿屋敷関連の著作を総合すると、この皿屋敷の基本形は以下のようなものです。

「ある奉公娘が主人の秘蔵するひとそろいの皿のうち一枚を割ってしまう。あるいは、その娘に恨みを持つ何者かによって皿を隠される。
娘はその責任を問われて責め殺されるか、あるいは自ら命を絶つ。
夜になると娘の亡霊が現れ、皿を数える。
娘の祟りによって主家にいろいろな災いが起こり、衰亡してゆく。」

皿屋敷の伝説がいつ、どこで発生したのか、江戸時代より多くの文筆家が、どこであるとも確定しがたいとしています。

「播州皿屋敷は」、播州における皿屋敷伝説を代表するものとして「播州皿屋敷実録」が挙げられていますが、この筆者は不明とされます。
これも単一の物語ではなく、バリエーションもいくつかの話が存在します。

「番町皿屋敷」は、江戸の「皿屋敷」ものとして最も人気があったといわれるのが1758年(宝暦8年)の講釈士・馬場文耕の「皿屋敷弁疑録」が元となった「番町皿屋敷」です。

また古典落語の題材としても、「皿屋敷」は採りあげられています。

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